医師の紹介
挨拶
クニリックの地に初めて立ったのは、開院一年前のことでした。
斜め向かいに“カリンバ遺跡”という看板が立っていました。遺跡には刈り込まれた草が茂り、その中に木がぽつんと立っていました。”カリンバ”という言葉の響きがどこか楽しげで、この先もずっとこの明るい景色が続くのだろうなあと思うと、心が明るくなりました。ここに自らのクリニックを、と思うようになってから、多くの方々のご支援、ご協力を頂き、このほどカリンバこどもクリニックを開院することになりました。
大学を卒業後、こどもが好きだったこともあり、小児科医になりました。その後、重症のこどもの患者さんも診ることができるようになりたくて、国立小児病院をはじめとし、長野県立こども病院、成育医療センター、カナダのトロント小児病院で、小児集中治療、小児救急医療を行ってきました。帰国後、ご縁があり、ながぬま町のながぬま小児科の院長に就任しました。
ながぬま小児科には、風邪の患者さんをはじめ、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の患者さん、中にはトゲが刺さって取れないといった患者さんまで、実に様々な症状のこどもたちが来てくれていました。元気になり、笑顔でバイバイしてくれる患者さんと接するたびに、小児科医になって良かったと心から思いました。 お子さんはご家族にとっての宝物です。
大切な宝物をお預かりする気持ちで診療をしたいと思っています。 去年より今年が、今年より来年の方が、良い医療を提供できるよう、常に最新の医療を学び続け、信頼される医者でありたいと考えています。
クリニックでは病気のお子さんやご家族がゆったり過ごしていただけるよう、明るく暖かい雰囲気となるように配慮しました。点滴室のマットはシングルサイズの布団と同じ大きさで作りました。点滴をしなくてはならない状態の患者さんのお母さんはとても疲れていることが多いので、添い寝が出来ればと思いました。 出来るだけ早く診断を付け、きちんと説明をして、安心してお帰りいただけるよう、努力いたします。
病気や怪我、育児の悩み、どんな些細なことでも、お困りのことがありましたら、ご来院ください。
カリンバこどもクリニック
院長 本間 靖啓
キャラクターの由来
「カリンバ」とはアイヌ語で「桜の木の皮」の意味とのことです。
クリニックのキャラクターは元気な男の子、カリンバくんをイメージしています。
経歴
●弘前大学医学部卒業
その後、青森県内の病院で勤務(弘前大学付属病院、青森労災病院、青森市民病院、国立弘前病院)
●国立小児病院麻酔集中治療科で研修
その後、長野県立こども病院、成育医療センター、トロント小児病院で小児集中治療・小児救急医療に従事
●平成26年8月までながぬま小児科院長
●平成26年10月 カリンバこどもクリニック開業
所属学会(資格)
●日本小児科学会(専門医)
●日本アレルギー学会(専門医)
●日本小児アレルギー学会
●日本小児臨床アレルギー学会
●食物アレルギー研究会